こちらはシーガルやスプリングで人気のストレッチファスナー『ハーフバリア』。
ストレッチファスナーの最新レイアウトについてはフルバリアと同様のため、ここではハーフバリアの特徴だけにフォーカスします。


ハーフバリアとは、ストレッチファスナー内側の止水バリアを前面のみにセットしたモデル。
背面にはバリアが無いため、腰から首先端まで二重になる部分がありません。
(ちなみにフルバリアは前面~背面、360度一周型の止水バリアです)

縦・横・斜め。
全方向への背中の伸び、これが最大の特徴。
腕を伸ばしやすい、背中が楽、肩の圧迫を感じない、など。
運動性へのインプレッションが目立ちます。
この写真↓ は裏側から、つるっと一枚なのが分かるかと思います。

しかし、個人的にはそれよりも大きなメリットを感じています。
それは、、、
伸ばすことなく着脱が出来てしまう巨大開口。


関節の硬い方、肩の大きな男性でもバックZIP並みに素早く脱げる。
無理なく脱げるスーツは長持ちでもあります。
止水力については同じくストレッチファスナーのフルバリアを下回ります。
体感はベルクロZIPと同程度、従来のジャージフル相当とお考え下さい。
これを踏まえてセットするスーツ(ジャージフル・シーガル・LSスプリング・SSスプリング)を選ぶのが良いでしょう。


ハーフバリアは過去数年に渡り、良いインプレを積み上げたモデル。
シーガルやLSスプリング、SSスプリングでの一番人気となります。
