セミドライ / ベルクロZIP

こちらはColtex.のフラッグシップモデル “ベルクロZIP” です。

今期は他のモデル同様、脇のカッティングをアップデート。
よりタフな造りに進化しました。
この大きな一枚パネルは手首まで繋がりタフネスはもちろん、
伸びる腕・ライトな着心地を作ります。

止水バリア部分もアップデート。
昨年よりも広く深くなり、止水力がアップ。
同時にこのエリアが拡がったことで、より広範囲で着脱ストレッチを担えるようになりました。

他のモデルと同様、マテリアル上位3種(最暖起毛、ウルトラストレッチ保温、保温)はボディ&背中がメッシュスキンに。

浮力の強いトランジッション系ボードにも対応するべく、丈夫に進化させています。
摩耗に強く、削れにくい。

浮力の強いオルタナシェイプに乗る方が増えたため、ウェットの消耗は以前より早くなっています。
(ボードが沈みにくければスーツに掛かる圧は高まり、表面や接合の負担は重くなります)
ボードの傾向に合わせて、スーツが少しでも長持ちするよう素材を変更しました。

Coltex.のフラップ型は独自のフラップx背中x腕の一体型。
フラップ型として、他には無いスタイルのスーツです。

フラップ付け根、両サイドからの浸水がこのタイプの弱点でしたが、
ここを一体化することにより浸水口を縮小。
防水力が上がり、かつフラップ根本の強度も上がっています。

被るフラップは一枚のみ。
二重に被るタイプではないため、肩・腕の動きは軽くソフト。
フラップ型で首が凝る方にはお試しいただきたいポイントです。
一枚フラップを実現するために、内側の止水構造にはこだわっています。

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ラバーを折り返すドライネック。
高さ調整のできるハイネックは頸椎を暖め、浸水口も埋める役割です。
首は体感温度センサー、暖かいに越したことはありません。

寒がりさんはフーデッドにアップグレードも可能。
ベルクロZIP好きの方は選択肢に入れてみて下さい。
見た目も良いが、なにより暖かさが一段階以上アップします!
もちろんALLジャージも可能です。

着脱部分は(前後に割れる)スプリット構造。
スプリット部分から簡単に肩を出すことができます。
肩が出れば後は引き下ろすのみ。

最暖起毛モデルにおいて、
腹や腰を覆うのは毛足の長い起毛素材ドライヒートWP。
速乾性が高く、暖かい素材です。

そして腕~背中~フラップの一枚パネルには、、
目玉マテリアルである『アルティメットストレッチ・ラバー』を使用。

この素材、起毛ではありませんが、柔らかさと軽さが尋常ではありません。
このパネルは背中~フラップまで一体となります。

飛び抜けたストレッチと超・軽量という性能をバックに、あえて4mm厚の暖か仕様で。
過去のテスト結果から2年目以降の硬化がひときわ低かった素材でもあります。
ウェットスーツは伸びが持続すれば割れにくい、という原則。
すでに数年採用しており、長持ちの実績もあります。

下半身のマテリアルは
・接合部の割れリスクが少ないウルトラストレッチ素材(ワイン色)
・暖かなブラック起毛ドライヒートWP
からご希望のカスタムが可能。(いずれもノーチャージで対応します)

湘南~南千葉辺りにおいては(接合部の)耐久性の面からウルトラストレッチ素材が人気です。
寒がりさんにはブラック起毛をご用意しています。

尻や股間など、膝の上までブラック起毛を使い、着脱に影響する膝下はウルトラストレッチ素材なんてミックス設定↓ も可能です。

足首先端にはウェットブロックスキン。
海水の吸い上げを軽減するこのパーツ。
ブーツ内に溜まる海水は減ることでしょう。

足の出入りをスムースにするため、このラバーの表面は滑りやすい特殊加工。
十字にならない接合部など、強度UPには気を配っています。

ベルクロZIPは保温マテリアルから展開のモデル。
価格は以下の通りです。
・最暖起毛&ウルトラストレッチ保温マテリアル / ¥76,800
・保温マテリアル / ¥70,000

セミドライ / バックZIP

こちらは、新型のバックZIPです。
昨年モデルよりも暖かく、かつサクッと脱ぎやすい!

他のスーツ同様、バックZIPも今季大きくアップデート。
二重構造となる背中の止水バリア、ファスナー周りの造りが良くなっています。

排水までの間、水が溜まる止水バリアの下半分は起毛素材。
この素材のおかげで背中のひんやり感は大幅に軽減されます。

着脱時に伸ばすバリア上半分はウルトラストレッチ・超軽量マテリアル。
バリア付きのバックZIP、実はここが伸びないと着脱がとても大変。
このように、ひとつのパーツでも部分によって役割が異なるため、素材もそれに合わせています。
最暖起毛モデル(またはウルトラストレッチ保温モデル)、そして保温モデルにはこの止水バリアが標準装備となります。

ファスナー位置は少しだけ横にずらしています。
首の骨ラインを僅かに逸れるくらい、2cm程度でしょうか。
肌に触れるスーツ。
こんなことでもフィーリングはしっかりと変わります。

他のモデルと同様、マテリアル上位3種(最暖起毛、ウルトラストレッチ保温、保温)はボディ&背中がメッシュスキンに。

浮力の強いトランジッション系ボードにも対応するべく、擦れにくく丈夫に進化させています。
(スーツへのダメージはパフォーマンスショートが最も低い。
ボードが沈んで力が逃げるからですね。逆にロングの方のウェットは消耗がとても早いのです)

そしてこちらも他のモデル同様、脇が丈夫にアップデート。
このパネルは手首までつながる一枚となります。

バックZIPは唯一、スタンダードマテリアルから展開しているモデル。
プライスを優先する方にもお勧め!
価格は以下の通りです。

・最暖起毛&ウルトラストレッチ保温マテリアル / ¥76,800
・保温マテリアル / ¥70,000
・スタンダードマテリアル(背面の止水バリアはオプション対応) / ¥60,000

フーデッド(フード一体型)

こちらは今期のセミドライ一番人気 “フーデッド”(フード一体型)です。
このスーツは首からの浸水をほぼ完全にシャットアウトできるのが最大のメリット。
Coltex.ブランドとしても、このスーツが一番の推しになります。

フーデッドで多かったご質問にもお答えしています!
こちらからチェックして下さい。

フーデッド(フード一体型)。
Coltex.ではセミドライ(またはライトドライ)にセットするオプションとしての存在。
ご紹介する一体型フードはいずれも¥12,000です。

フードとスーツ本体を繋ぐネック部分、このエリアのゆとりには特にこだわりました。
縦&横にジャバラ状となり、首の動きに突っ張りなく付いてくる。
お客様それぞれの”首の長さ”にも対応し、ここは他ブランドとの大きな違いです。

フードのマテリアルは以下の二択から。
サーフされるエリア、最も多い時間帯(←割と重要です)に合わせて選んでください。
双方に良さがあり、オーダー時にはアドバイスも致します。
ブラック起毛
ウルトラストレッチ素材

肩への横波に強いストレッチファスナーモデルとのセットアップがベストな組み合わせ。
最高レベルの保温性となります。



また、寒がりの方で『ジャージ素材で冬を越したい』とお考えの方、
このフード一体型が救世主になることでしょう。
寒がりのお客様もこれで十分に越冬された実績があります。


こちら↓は今期のNEWカラー “ダークグレー” 。
4mmのエクストラドライ素材でもこのカラーが選べるようになりました。

このフーデッドで目指したのは、、、
浸水にも風にも強い → 体温が奪われない、まさに最暖のスーツ。
Coltex.のポイントは
・首からの浸水が極めて少ない、首やうなじに風が当たらない
・しかし首の圧迫レベルはジャージフル並み(通常のセミドライよりもゆるくソフトな首圧)
・フードを外してもOK(後ろに重さを感じない)

従来のフード付きのデメリットは「顔からの浸水=ダイレクトに体への浸水」ですが、
これらを解消するためにどんな構造になっているか。
フード(2mm)は素材を問わず、こんな作りです↓

タイダウンの紐はなく、顔面の周りのみ二重構造。
2mmラバーの水受けが顔の周りに。
紐が無い=顔周りの圧迫が少ない。
紐が無い=外してのサーフ時も首に違和感を感じない。
従来の『キャップらしい圧迫』とは大きく異なる、ソフトな被り心地です。

キャップの生地厚は2mm(←湘南はこれで十分な気がします)、
ご希望であればラバータイプもご用意しています。
いずれもノーチャージにて、カスタムには柔軟に対応できます。
場所に合わせてベストなフードをご提案します。

そして最も肝心、首の内側。
ふんわりフィットのフードの内側には『シークレットネック』が控えています。
要するに2重構造。

フードから入った水はこのシークレットネックでストップさせ、ドレンホールから排出します。
ドレンは首の前後に空けています。

コンセプトの最後には『フードを外してもOK』があります。
これは湘南や千葉などをメインフォーカスにしたもの。
極寒エリアではないので、ここは重視しました。
そのままドルフィンしても引っ張られず、重さも感じない。

外した状態でこれ以上↑ 下には垂れ下がらず、首のすぐ後ろで小さく収まるように。
スーツとは別に被るキャップはこの状態になると首に圧迫を感じますが、
このフーデッドセミドライにはその圧迫がない。
フードの接合が首の下にずらしてあるからです。

また、外した状態でフード内に溜まる海水はしっかり排水。
頭頂部にドレンホールが空いています。

Coltex.のフーデッドは、
まずは関東近県エリアで使いやすい、快適スーツを目指しました。
東北など極寒エリアのお客様へは、厚めの3mmフードやシークレットネックの増強版でお作りしています。
昨年に続き、今年も “最も驚いてもらえるスーツ” です。

ジャージセミドライ

こちらはこの数年で着実に増えてきたジャージセミドライ。
通常のラバータイプに比べ、ややお高くはなりますが、
保温性よりも耐久性(長持ち)と運動性を重視する方にはお勧めです。

写真のストレッチファスナーモデル以外にも、
全てのモデル(ベルクロZIP↓ やバックZIPなど)でお作りできます。

このカテゴリーの一番人気はALL4mm。
水を吸いにくい裏地を装備した”エクストラドライ”。

ポイントは一般的な起毛とはストレッチレベルが違う、ウルトラストレッチ素材であること。
春秋物のウルトラストレッチ素材と同等の伸び、同等の着心地で冬を過ごせるメリット。
耐久性(長持ち)と運動性を重視する方にはストライクな一着になるでしょう。
昨年までも多くの実績を作ったマテリアルであり、ALL4mmという生地厚です。

より寒がりの方には同じ価格にて最暖起毛バージョンの裏地もご用意しています。
暖かいブラック起毛xエクストラドライのコンビネーション。
こちらは5/4mmの設定。

写真の一着は水をシャットアウトするフード一体型(フーデッド)、そして手首ダブル仕様のオプション付き。ジャージとしては最暖の設定です。
寒さに不安のある方はこんなカスタムも好評です。

ALLジャージセミドライ。
他のラバーセミドライと同様、
折り返しのドライネック&足首のウェットブロックスキンは標準装備。
浸水口の裏地はラバー素材となります。

その上で、
お勧めのオプションとしては手首のウェットブロックスキン。
手先からの浸水を軽減し、上半身の体感温度が上がります。

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もちろんフーデッドタイプにすることも可能です。
フード一体型になることで、首からの浸水がほぼゼロに。
加えてスーツ内で暖まった空気も逃げにくい。

腰、背中、首、後頭部の温度感が違います。
寒がりの方でジャージセミドライをお考えの方には、これが第一のお勧めになります。
ここにありますので、スーツのチェックや採寸時には実際に触ってみて下さい。
このマテリアルの軽さ・柔らかさにも驚くはずです。

この『真冬用ジャージカテゴリー』中では、一番人気の”エクストラドライ素材“。
上にも書いた通り、まず水を吸いにくい!!
その上で、あのNESLと同等のウルトラストレッチ。
4mmという絶妙な厚み。

選択可能なカラーには今年から上の写真”ダークグレー”が加わりました。
この他、ブラック、ネイビー、オリーブ、ワイン、ターコイズ、メランジブラック、
メランジグレー、メランジブルーがラインナップ。

耐久性(長持ち)と運動性を重視する方にはお勧めの一着になります。

ストレッチファスナー

Coltex.2024-2025最新セミドライ。
こちらは人気のストレッチファスナーセミドライ、最新版です。

今や主流となった伸びるファスナーを使ったこのモデル。
保温力と着脱スピードが最大の特徴になるでしょう。

昨冬の間blogでご紹介してきた『耐久力アップ&保温力アップ!!』の試作過程↓
その決定版となります。
(これら以外にも多数の試作をアップしています。過程をチェックしたい方は過去記事を)

今年の最新バージョンでは、脇から腕にかけての広範囲でカッティングが変わります。
加えて、裏地には4mmのエクストラドライ素材を使用します。

この裏地素材はALLジャージのセミドライでも人気。
吸水性がとても低く、乾燥感が強い。
加えてウルトラストレッチ区分の伸び、柔らかさが特徴です。

ボディの体幹部は今期よりメッシュスキンとなります。
摩耗に強く、削れにくい。

浮力の強いオルタナシェイプに乗る方が増えたため、ウェットの消耗は以前より早くなっています。(ボードが沈みにくければスーツに掛かる圧は高まり、表面や接合の負担は重くなります)
ボードの傾向に合わせて、スーツが少しでも長持ちするよう素材を変更しました。

ショルダー部分は水を吸いにくい『撥水ジャージ』。
水を吸いにくいので風には強く、重量増加も最小限。

おまけとして丈夫になる。
肩峰部が紫外線の影響を受けずらく、ラバーであれば経年で起こるひび割れも無いはずです。
以前まではオプションでオーダー可能だったこの設定、今年もフリーにてお届けします。

また、一昨年までの前モデルからの改良ポイントは大きく三つ。
・肩の前面からファスナーを除去し、上に移動 ⇒ パドル時に腕を前に出しやすく、疲れにくいスーツになりました
・ボンドを使った接着ラインを上半身から170cm除去 ⇒ 特に上半身の快適度が増しています
・ファスナー両端が上に移動したため、トータル浸水量が大幅にダウンしています

新たな構造、そして体感できる着心地。
スーツの各部をご紹介します。

肩周辺はふんわりルーズフィット

フィット感は例年好評のルーズフィットをベースにしています。
しかし肩の前面からファスナーが消えたため、肩や腕が感じる圧迫感はさらに下がっています。

ジャージフルの最新モデルと同様、このセミドライもボンドを使った接着ラインを平均170cm除去。
これによる体感の違いは想像以上。セミドライスーツではなおさらです。

着脱は楽々

ファスナーエンドが腕にあるということは、ファスナーを開ければ『腕が前後に割れる』ということです。
脱ぐ前にすでに肩が出せていることが、このモデルの利点。
引き伸ばせるエリア(ストレッチのインナーパネル)が首から腕までの広範囲に渡ることが大きいのです。

止水力(防水性)を上げました

浸水口でもあるファスナーが上に移動したことにより、パドル時の両腕からの浸水が激減しました。
加えて昨シーズンのセミドライでも採用した、深く高さのある止水バリアは首元からの浸水量をダウン。

これとの組み合わせである、排水を速めるバリア底部の形状&大きめのドレンホール。
こんな構造が首元へ溢れる水を減らし、結果的に保温力を上げています。

ちなみに上に書きましたショルダー部分。
このパートはラバー設定も可能です。
風防効果をさらにアップさせたい方にはお勧めです。

最暖起毛モデルにおいて、体幹部を覆うのは毛足の長い起毛素材ドライヒートWP。
速乾性が高く、暖かい素材です。

そして腕には、、
例年から評価の高い『アルティメットストレッチ・ラバー』を使用。
この素材は起毛ではありませんが、柔らかさと軽さが尋常ではありません。

飛び抜けたストレッチと超軽量という素材特性を後ろ盾に、あえて4mm厚の暖か仕様で。
過去のテスト結果から2年目以降の硬化がひときわ低かった素材でもあります。
ウェットスーツは伸びが持続すれば割れにくい、という原則。
長持ちも間違いないと思われます。

下半身のマテリアルは
・接合部の割れリスクが少ないウルトラストレッチ素材(ワイン色)
・暖かなブラック起毛ドライヒートWP

からご希望のカスタムが可能!!(いずれもノーチャージで対応します☆)

湘南~南千葉辺りにおいては(接合部の)耐久性の面からウルトラストレッチ素材が人気です。
寒がりさんは安心のブラック起毛が良いでしょう。

また、尻や股間など膝上まではブラック起毛を使い、
着脱に影響する膝下はウルトラストレッチ素材といったミックス設定↓ も可能です。
このパターンも評価が高いです。

足首先端にはウェットブロックスキン。
海水の吸い上げを軽減するこのパーツ。
ブーツ内に溜まる海水は減ることでしょう。

足の出入りをスムースにするため、このラバーの表面は滑りやすい特殊加工。
十字にならない接合部など、強度UPには気を配っています。

ストレッチファスナー・最暖起毛モデル&超伸縮保温モデル(全身NESLラバー)は共に、
¥76,800+ストレッチファスナーチャージ¥6,000となります。