ストレッチファスナー / フルバリア

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Coltex.2025年の最新ジャージフル。
こちらはラインナップ一番人気、ストレッチファスナーモデルの最新版です。

今や完全に主流となった『伸びるファスナー』を使用したスーツ。
圧迫の無いルーズフィットで疲れにくい、そして楽に脱げてしまう。
同時に高い止水力も併せ持ち、最もバランスに優れたスーツと言えます。

最新バージョンではファスナーカーブをアップデート。
強度と伸びを優先しつつ、クリーンなシルエットを追求しました。

ストレッチファスナーの”たわみ”が活きるカーブ。
胸が反りやすく、腕は伸ばしやすい。
今まで以上に疲れにくく仕上げています。


肝心のタフネス。
昨年モデルよりもさらに丈夫に進化させています。
真冬用セミドライでも大好評を頂いた、新たな脇カッティングを採用。
耐久力アップの試作過程はblogの過去記事もチェックできます。



構造、そして体感できる着心地。
特徴をご紹介します。

上半身はふんわりルーズフィット

サイズ感は前モデルと同様、ルーズフィットをベースにしています。

しかし肩の前面からファスナーが消えたため、肩や腕が感じる圧迫感は下がっています。
加えて、上半身における接着ラインを平均170cm除去。
これによる体感の違いは想像以上です。

着脱は楽々

ファスナーエンドが腕にあるということは、ファスナーを開ければ『腕が前後に割れる』ということです。
脱ぐ前にすでに肩が出せていることが、このモデルの利点。
引き伸ばせるエリア(ウルトラストレッチのインナーパネル)が首から腕までの広範囲に渡ることが大きいのです。

止水力(防水性)を上げました

ファスナーが上に移動したことにより、パドル時の両腕・胸からの浸水が激減しました。
加えてセミドライでも採用した、深く高さのある止水バリアは首元からの浸水量をダウン。

そして排水を早める4か所のドレンホール。
こんな構造が首元へ溢れる水を減らし、結果的に保温力を上げています。

膝はテンションを逃がすカッティング

膝が曲げやすい、前に出しやすい立体カット。
テンションの掛かる位置を特定し、壊れにくさもゴールの一つとしています。

このカットになり3シーズン目となりますが、目に見えて膝周辺のリペア件数が減りました。
やればやっただけ良くなる!!
それを証明したパートのひとつです。

Coltex.ストレッチファスナー最新版。
保温・パドリング・脱ぎやすさ、、、
そんな性能バランスが素晴らしく、どんな体型の方でもさらりと脱げる一着。
テストに時間をかけた、マニア職人の自信作です。
ウルトラストレッチ・超軽量マテリアルのみでの製作、
お値段は¥60,800(税込み、フル採寸オーダー無料)+¥6,000(ストレッチファスナーモデルチャージ)となります。

セミドライ / ベルクロZIP

こちらはColtex.のフラッグシップモデル “ベルクロZIP” です。

今期は他のモデル同様、脇のカッティングをアップデート。
よりタフな造りに進化しました。
この大きな一枚パネルは手首まで繋がりタフネスはもちろん、
伸びる腕・ライトな着心地を作ります。

止水バリア部分もアップデート。
昨年よりも広く深くなり、止水力がアップ。
同時にこのエリアが拡がったことで、より広範囲で着脱ストレッチを担えるようになりました。

他のモデルと同様、マテリアル上位3種(最暖起毛、ウルトラストレッチ保温、保温)はボディ&背中がメッシュスキンに。

浮力の強いトランジッション系ボードにも対応するべく、丈夫に進化させています。
摩耗に強く、削れにくい。

浮力の強いオルタナシェイプに乗る方が増えたため、ウェットの消耗は以前より早くなっています。
(ボードが沈みにくければスーツに掛かる圧は高まり、表面や接合の負担は重くなります)
ボードの傾向に合わせて、スーツが少しでも長持ちするよう素材を変更しました。

Coltex.のフラップ型は独自のフラップx背中x腕の一体型。
フラップ型として、他には無いスタイルのスーツです。

フラップ付け根、両サイドからの浸水がこのタイプの弱点でしたが、
ここを一体化することにより浸水口を縮小。
防水力が上がり、かつフラップ根本の強度も上がっています。

被るフラップは一枚のみ。
二重に被るタイプではないため、肩・腕の動きは軽くソフト。
フラップ型で首が凝る方にはお試しいただきたいポイントです。
一枚フラップを実現するために、内側の止水構造にはこだわっています。

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ラバーを折り返すドライネック。
高さ調整のできるハイネックは頸椎を暖め、浸水口も埋める役割です。
首は体感温度センサー、暖かいに越したことはありません。

寒がりさんはフーデッドにアップグレードも可能。
ベルクロZIP好きの方は選択肢に入れてみて下さい。
見た目も良いが、なにより暖かさが一段階以上アップします!
もちろんALLジャージも可能です。

着脱部分は(前後に割れる)スプリット構造。
スプリット部分から簡単に肩を出すことができます。
肩が出れば後は引き下ろすのみ。

最暖起毛モデルにおいて、
腹や腰を覆うのは毛足の長い起毛素材ドライヒートWP。
速乾性が高く、暖かい素材です。

そして腕~背中~フラップの一枚パネルには、、
目玉マテリアルである『アルティメットストレッチ・ラバー』を使用。

この素材、起毛ではありませんが、柔らかさと軽さが尋常ではありません。
このパネルは背中~フラップまで一体となります。

飛び抜けたストレッチと超・軽量という性能をバックに、あえて4mm厚の暖か仕様で。
過去のテスト結果から2年目以降の硬化がひときわ低かった素材でもあります。
ウェットスーツは伸びが持続すれば割れにくい、という原則。
すでに数年採用しており、長持ちの実績もあります。

下半身のマテリアルは
・接合部の割れリスクが少ないウルトラストレッチ素材(ワイン色)
・暖かなブラック起毛ドライヒートWP
からご希望のカスタムが可能。(いずれもノーチャージで対応します)

湘南~南千葉辺りにおいては(接合部の)耐久性の面からウルトラストレッチ素材が人気です。
寒がりさんにはブラック起毛をご用意しています。

尻や股間など、膝の上までブラック起毛を使い、着脱に影響する膝下はウルトラストレッチ素材なんてミックス設定↓ も可能です。

足首先端にはウェットブロックスキン。
海水の吸い上げを軽減するこのパーツ。
ブーツ内に溜まる海水は減ることでしょう。

足の出入りをスムースにするため、このラバーの表面は滑りやすい特殊加工。
十字にならない接合部など、強度UPには気を配っています。

ベルクロZIPは保温マテリアルから展開のモデル。
価格は以下の通りです。
・最暖起毛&ウルトラストレッチ保温マテリアル / ¥76,800
・保温マテリアル / ¥70,000

セミドライ / バックZIP

こちらは、新型のバックZIPです。
昨年モデルよりも暖かく、かつサクッと脱ぎやすい!

他のスーツ同様、バックZIPも今季大きくアップデート。
二重構造となる背中の止水バリア、ファスナー周りの造りが良くなっています。

排水までの間、水が溜まる止水バリアの下半分は起毛素材。
この素材のおかげで背中のひんやり感は大幅に軽減されます。

着脱時に伸ばすバリア上半分はウルトラストレッチ・超軽量マテリアル。
バリア付きのバックZIP、実はここが伸びないと着脱がとても大変。
このように、ひとつのパーツでも部分によって役割が異なるため、素材もそれに合わせています。
最暖起毛モデル(またはウルトラストレッチ保温モデル)、そして保温モデルにはこの止水バリアが標準装備となります。

ファスナー位置は少しだけ横にずらしています。
首の骨ラインを僅かに逸れるくらい、2cm程度でしょうか。
肌に触れるスーツ。
こんなことでもフィーリングはしっかりと変わります。

他のモデルと同様、マテリアル上位3種(最暖起毛、ウルトラストレッチ保温、保温)はボディ&背中がメッシュスキンに。

浮力の強いトランジッション系ボードにも対応するべく、擦れにくく丈夫に進化させています。
(スーツへのダメージはパフォーマンスショートが最も低い。
ボードが沈んで力が逃げるからですね。逆にロングの方のウェットは消耗がとても早いのです)

そしてこちらも他のモデル同様、脇が丈夫にアップデート。
このパネルは手首までつながる一枚となります。

バックZIPは唯一、スタンダードマテリアルから展開しているモデル。
プライスを優先する方にもお勧め!
価格は以下の通りです。

・最暖起毛&ウルトラストレッチ保温マテリアル / ¥76,800
・保温マテリアル / ¥70,000
・スタンダードマテリアル(背面の止水バリアはオプション対応) / ¥60,000

フーデッド(フード一体型)

こちらは今期のセミドライ一番人気 “フーデッド”(フード一体型)です。
このスーツは首からの浸水をほぼ完全にシャットアウトできるのが最大のメリット。
Coltex.ブランドとしても、このスーツが一番の推しになります。

フーデッドで多かったご質問にもお答えしています!
こちらからチェックして下さい。

フーデッド(フード一体型)。
Coltex.ではセミドライ(またはライトドライ)にセットするオプションとしての存在。
ご紹介する一体型フードはいずれも¥12,000です。

フードとスーツ本体を繋ぐネック部分、このエリアのゆとりには特にこだわりました。
縦&横にジャバラ状となり、首の動きに突っ張りなく付いてくる。
お客様それぞれの”首の長さ”にも対応し、ここは他ブランドとの大きな違いです。

フードのマテリアルは以下の二択から。
サーフされるエリア、最も多い時間帯(←割と重要です)に合わせて選んでください。
双方に良さがあり、オーダー時にはアドバイスも致します。
ブラック起毛
ウルトラストレッチ素材

肩への横波に強いストレッチファスナーモデルとのセットアップがベストな組み合わせ。
最高レベルの保温性となります。



また、寒がりの方で『ジャージ素材で冬を越したい』とお考えの方、
このフード一体型が救世主になることでしょう。
寒がりのお客様もこれで十分に越冬された実績があります。


こちら↓は今期のNEWカラー “ダークグレー” 。
4mmのエクストラドライ素材でもこのカラーが選べるようになりました。

このフーデッドで目指したのは、、、
浸水にも風にも強い → 体温が奪われない、まさに最暖のスーツ。
Coltex.のポイントは
・首からの浸水が極めて少ない、首やうなじに風が当たらない
・しかし首の圧迫レベルはジャージフル並み(通常のセミドライよりもゆるくソフトな首圧)
・フードを外してもOK(後ろに重さを感じない)

従来のフード付きのデメリットは「顔からの浸水=ダイレクトに体への浸水」ですが、
これらを解消するためにどんな構造になっているか。
フード(2mm)は素材を問わず、こんな作りです↓

タイダウンの紐はなく、顔面の周りのみ二重構造。
2mmラバーの水受けが顔の周りに。
紐が無い=顔周りの圧迫が少ない。
紐が無い=外してのサーフ時も首に違和感を感じない。
従来の『キャップらしい圧迫』とは大きく異なる、ソフトな被り心地です。

キャップの生地厚は2mm(←湘南はこれで十分な気がします)、
ご希望であればラバータイプもご用意しています。
いずれもノーチャージにて、カスタムには柔軟に対応できます。
場所に合わせてベストなフードをご提案します。

そして最も肝心、首の内側。
ふんわりフィットのフードの内側には『シークレットネック』が控えています。
要するに2重構造。

フードから入った水はこのシークレットネックでストップさせ、ドレンホールから排出します。
ドレンは首の前後に空けています。

コンセプトの最後には『フードを外してもOK』があります。
これは湘南や千葉などをメインフォーカスにしたもの。
極寒エリアではないので、ここは重視しました。
そのままドルフィンしても引っ張られず、重さも感じない。

外した状態でこれ以上↑ 下には垂れ下がらず、首のすぐ後ろで小さく収まるように。
スーツとは別に被るキャップはこの状態になると首に圧迫を感じますが、
このフーデッドセミドライにはその圧迫がない。
フードの接合が首の下にずらしてあるからです。

また、外した状態でフード内に溜まる海水はしっかり排水。
頭頂部にドレンホールが空いています。

Coltex.のフーデッドは、
まずは関東近県エリアで使いやすい、快適スーツを目指しました。
東北など極寒エリアのお客様へは、厚めの3mmフードやシークレットネックの増強版でお作りしています。
昨年に続き、今年も “最も驚いてもらえるスーツ” です。

ジャージセミドライ

こちらはこの数年で着実に増えてきたジャージセミドライ。
通常のラバータイプに比べ、ややお高くはなりますが、
保温性よりも耐久性(長持ち)と運動性を重視する方にはお勧めです。

写真のストレッチファスナーモデル以外にも、
全てのモデル(ベルクロZIP↓ やバックZIPなど)でお作りできます。

このカテゴリーの一番人気はALL4mm。
水を吸いにくい裏地を装備した”エクストラドライ”。

ポイントは一般的な起毛とはストレッチレベルが違う、ウルトラストレッチ素材であること。
春秋物のウルトラストレッチ素材と同等の伸び、同等の着心地で冬を過ごせるメリット。
耐久性(長持ち)と運動性を重視する方にはストライクな一着になるでしょう。
昨年までも多くの実績を作ったマテリアルであり、ALL4mmという生地厚です。

より寒がりの方には同じ価格にて最暖起毛バージョンの裏地もご用意しています。
暖かいブラック起毛xエクストラドライのコンビネーション。
こちらは5/4mmの設定。

写真の一着は水をシャットアウトするフード一体型(フーデッド)、そして手首ダブル仕様のオプション付き。ジャージとしては最暖の設定です。
寒さに不安のある方はこんなカスタムも好評です。

ALLジャージセミドライ。
他のラバーセミドライと同様、
折り返しのドライネック&足首のウェットブロックスキンは標準装備。
浸水口の裏地はラバー素材となります。

その上で、
お勧めのオプションとしては手首のウェットブロックスキン。
手先からの浸水を軽減し、上半身の体感温度が上がります。

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もちろんフーデッドタイプにすることも可能です。
フード一体型になることで、首からの浸水がほぼゼロに。
加えてスーツ内で暖まった空気も逃げにくい。

腰、背中、首、後頭部の温度感が違います。
寒がりの方でジャージセミドライをお考えの方には、これが第一のお勧めになります。
ここにありますので、スーツのチェックや採寸時には実際に触ってみて下さい。
このマテリアルの軽さ・柔らかさにも驚くはずです。

この『真冬用ジャージカテゴリー』中では、一番人気の”エクストラドライ素材“。
上にも書いた通り、まず水を吸いにくい!!
その上で、あのNESLと同等のウルトラストレッチ。
4mmという絶妙な厚み。

選択可能なカラーには今年から上の写真”ダークグレー”が加わりました。
この他、ブラック、ネイビー、オリーブ、ワイン、ターコイズ、メランジブラック、
メランジグレー、メランジブルーがラインナップ。

耐久性(長持ち)と運動性を重視する方にはお勧めの一着になります。