ストレッチファスナー

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Coltex.2023-2024最新セミドライ。
こちらはラインナップ一番人気、ストレッチファスナー最新版です。
今や主流となった『伸びるファスナー』を使ったこのモデル。
昨冬の間ご紹介してきた、ファスナーのレイアウトを変えてパドルをさらに楽々にしよう!!という試作過程、その決定版となります。

ポイントは三つ。
・肩の前面からファスナーを除去し、上に移動 ⇒ パドル時に腕を前に出しやすく、疲れにくいスーツになりました
・ボンドを使った接着ラインを平均170cm除去 ⇒ 快適度が増しています
・ファスナー両端が上に移動したため、トータル浸水量が大幅にダウンしています

こんなところです。
構造、そして体感できる着心地。
アップデートをご紹介します。

肩周辺はふんわりルーズフィット

フィット感は好評だった昨年モデルと同様、ルーズフィットをベースにしています。
しかし肩の前面からファスナーが消えたため、肩や腕が感じる圧迫感はさらに下がっています。
加えてボンドを使った接着ラインを平均170cm除去。
これによる体感の違いは想像以上。セミドライスーツではなおさらです。

着脱は楽々

ファスナーエンドが腕にあるということは、ファスナーを開ければ『腕が前後に割れる』ということです。
脱ぐ前にすでに肩が出せていることが、このモデルの利点。
引き伸ばせるエリア(ストレッチのインナーパネル)が首から腕までの広範囲に渡ることが大きいのです。

止水力(防水性)を上げました

浸水口でもあるファスナーが上に移動したことにより、パドル時の両腕からの浸水が激減しました。
加えて昨シーズンのセミドライでも採用した、深く高さのある止水バリアは首元からの浸水量をダウン。
これとの組み合わせである、排水を速めるバリア底部の形状&大きめのドレンホール。
こんな構造が首元へ溢れる水を減らし、結果的に保温力を上げています。

そんなNEWストレッチファスナーモデル、昨年までラバーだったショルダー部分(ファスナーカバーの部分)は基本ジャージに変更します。
しかし、ただのジャージではなく『撥水ジャージ』です。

水はけが良いので風には強く、重量増加も最小限。
おまけとして丈夫になる。
紫外線の影響を受けずらく、ラバーであれば経年で起こるひび割れも無いはずです。
昨年までオプションでオーダー可能だったこの設定、今年はフリーにてお届けします。

もちろん、このショルダー部分はラバー設定も可能。
この場合も脇周辺のボンド接着ラインは除去し、昨年よりも大きく進化するのは同じです。

最暖起毛モデルにおいて、体幹部を覆うのは毛足の長い起毛素材ドライヒートWP。
速乾性が高く、暖かい素材です。

そして腕には、例年から評価の高い『アルティメットストレッチ・ラバー』を使用。
この素材は起毛ではありませんが、とにかく柔らかく軽い。
超軽量の腕、というメリットです。

飛び抜けたストレッチと超軽量という特性を後ろ盾に、あえて4mm厚の暖か仕様で。
過去のテスト結果から、2年目以降の硬化がひときわ低く快適さが持続しやすい素材でもあります。

上半身における極暖オプションはこちらblog記事もご覧ください。
ブログ記事

下半身のマテリアルは
・接合部の割れリスクが少ないウルトラストレッチ素材(ワイン色)
・暖かなブラック起毛ドライヒートWP

からご選択が可能。(いずれもノーチャージで対応します)

こちらblog内で各設定のメリット&デメリットを細かく解説しています。
ブログ記事

湘南~南千葉辺りにおいては(接合部の)耐久性の面からウルトラストレッチ素材が人気です。
寒がりさんにはブラック起毛をご用意しています。
尻や股間など、膝の上までブラック起毛を使い、着脱に影響する膝下はウルトラストレッチといったミックス設定↓ も可能です。

足首先端にはウェットブロックスキン。
海水の吸い上げを軽減するこのパーツ。
ブーツ内に溜まる海水は減ることでしょう。

足の出入りをスムースにするため、このラバーの表面は滑りやすい特殊加工。
十字にならない接合部など、強度UPには気を配っています。

ストレッチファスナー・最暖起毛モデル&超伸縮保温モデル(全身NESLラバー)は共に、
¥76,800+ストレッチファスナーチャージ¥6,000となります。