フーデッド

こちらは今季の最も暖かいセミドライ “フーデッド” です。
首からの浸水をほぼ完全にシャットアウトできるのが最大のメリットになるでしょう。
個人的にも、このスーツが一番の推しになります。

以前の投稿ですがフード一体型に対するご質問にもお答えしています。
こちらからチェックして下さい

フーデッド(フード一体型)。
Coltex.ではセミドライ、またはライトドライにセットするオプションとしての存在。
ご紹介するフード&一体型加工は¥12,000です。
構造としてはフードと本体を繋ぐネック部分のゆとりにこだわりました。
圧迫の低さが他ブランドとの大きな違いになります。

フードのマテリアルは二つのチョイスから。
サーフされるエリア、時間帯(←割と重要です)に合わせて選んで下さい。
双方に良さがあり、アドバイスも致します。
・ブラック起毛
・ウルトラストレッチ素材

セットするスーツとしてはストレッチファスナーモデルとの相性がとても良い。
ストレッチファスナーモデルが持つ止水力との組み合わせで、完全無欠化できる可能性を秘めています。
同時にオールジャージセミドライとの組み合わせもまたお勧めです。

寒がりの方で『ジャージで冬を越したい』とお考えの方、このフード一体型が救世主になることでしょう。
すでに複数年の実績があります。
(これは今期のNEWカラー “スレート” 。4mmのエクストラドライ素材でもこのカラーが選べるようになりました)

このフーデッドで目指したのは、、、
浸水にも風にも強い → 体温が奪われない、まさに最暖のスーツ。
Coltex.のポイントは
・首からの浸水が極めて少ない、首やうなじに風が当たらない
・しかし首の圧迫レベルはジャージフル並み(通常のセミドライよりもゆるくソフトな首圧)
・フードを外してもOK(後ろに重さを感じない)

従来のフード付きのデメリットは「顔からの浸水=ダイレクトに体への浸水」ですが、
Coltex.ではこれを解消するために、こんな構造を作りました。
フードの首、その内側。
ふんわりフィットの首の中には『止水用の首』がもう一枚。
要するに2重構造。

フードから入った水は『止水用の首』で一旦ストップさせ、首にあるドレンホールから排出します。
ドレンは首の前後に空けています。
ちなみにこの止水用の首は2mmの薄さ。
圧迫は全くありません。

顔を絞める紐はなく、顔面の周りのみ二重構造。
2mmラバーの水受けが顔の周りに。
絞めつけ紐が無い=フードを外しても喉元への圧迫が少ない=顔周りの圧迫も少ない。
どのタイミングを取っても『キャップらしい圧迫』とは大きく異なるソフト感覚となります。

フードの生地厚は2mm(茨城エリアまではこれで十分に対応します)。
ご希望であればラバータイプもご用意。
いずれもノーチャージにて、カスタムには柔軟に対応します。
場所に合わせてベストなフードをご提案します。

コンセプトの最後には『フードを外してもOK』があります。
これは湘南や千葉などをメインフォーカスにしたもの。
極寒エリア以外では外したいタイミングもあり、ここは重視したい。
そのままドルフィンしても引っ張られず、重さも感じない。

外した状態でこれ以上↑ 下には垂れ下がらず、首のすぐ後ろで小さく収まるように。
スーツとセパレートで被る一般的なキャップはこの状態になると首に圧迫を感じますが、このフード一体型ではその圧迫がない。
フードの接合が首の下にずらしてあるからです。

また、外した状態でフード内に溜まる海水はしっかり排水。
頭頂部にドレンホールがあるのもColtex.ならではです。

ご紹介した一体型フードは、関東近県エリア(茨城エリアまで)で使いやすい、快適スーツを目指しました。
以北の極寒エリアについては、より厚めのフード、裏地素材、異なる止水構造で対応しています。

Coltex.の自信作、フーデッド。
是非お試し下さい。
昨年に続き今年も “最も驚いてもらえるスーツ” です。

ストレッチファスナー

Coltex.2025-2026最新セミドライ。
こちらは人気のストレッチファスナーセミドライ、最新版です。
今や完全に主流となった『伸びるファスナー』を使用したこのスーツ。
今期より新たなファスナーカーブとなっています。

このスーツは高い止水力が最大の特徴です。
同時に圧迫の無いルーズフィットで疲れにくい、広い開口で楽々脱げてしまう。
最もバランスに優れたスーツと言えます。

最新バージョンにおける大きな進化は二つ。
まずはマテリアル面。
人気のエクストラドライ素材をアップデートさせました。

ジャージセミドライで実績を作ったこの裏地素材は極めて水を吸いにくく、濡れきる感覚と遠いもの。
サラサラとした肌触りが特徴です。
飛びぬけた伸び・軽さも併せ持つこの素材を脇&腕にも使ってしまいます。

水を吸いにくい = 海水による重量増加が少ない腕&脇 = パドリングの疲労を軽減する。
特にパドル時、着脱のタイミングでも快適さを感じて頂けるはずです。

そして最も大事な構造面、ファスナー部分です。
止水力とパドル感覚をさらに向上させるべくアップデートしました。

ストレッチファスナーのたわみが活きるカーブ。
胸が反りやすく、腕は伸ばしやすい。
今まで以上に疲れにくく仕上がっています。

昨年セミドライとは異なるファスナーレイアウト、そして止水バリアの深さ。
冬用スーツとしてはここが最大の進化となり、浸水量ダウン=保温力アップに繋げています。

ドルフィンスルーが多ければ多いほど、その違いを明確に感じるはず。
重ねた試作の結果、数年前のモデルとは大きな差が生まれました。

ボディの体幹部は今期もメッシュスキンとなります。
摩耗に強く、削れにくい。
浮力の強いオルタナシェイプに乗る方が増えたため、ウェットの消耗は以前より早くなっています。
(ボードが沈みにくければスーツに掛かる圧は高まり、表面や接合の負担は重くなります)
ボードの傾向に合わせて、スーツが少しでも長持ちするよう素材を選んでいます。

裏地について。
このページでは関東近県でおすすめの”暖起毛・撥水モデル”をご紹介しています。

ボディ(上半身)から膝上(下半身)にかけて、ブラック起毛のドライヒートWPをセット。
この素材は暖かく、速乾性にも優れる。
関東近県においてはとても使える素材です。

両腕~両脇については上でご紹介した最新版エクストラドライ素材を4mmの設定で使用。
4mmとはいえ、ウルトラストレッチ同等の柔らかさ・軽さを併せ持つマテリアル。
それに加えて水を吸いにくい = 軽さが持続する特性を持つ。
パドルの軽さ、心地よさは一般的な3mm起毛を大きく上回ります。

膝から下にはウルトラストレッチ素材を使い着脱に配慮。
足が抜きやすいことを重視しました。
ショートジョン型に起毛を配置し、手足は良く伸びる素材という設定。
保温性とイージー着脱を両立し、スーツの長持ち度合いも高めています。

※下半身のマテリアルはカスタムが可能です。
腰から下全てをウルトラストレッチ素材(ワイン色)に指定される方もおり、こちらは接合部の割れリスクが低いメリットあり。
ノーチャージ対応です。

足首先端にはウェットブロックスキン。
海水の吸い上げを軽減するこのパーツ。
ブーツ内に溜まる海水は減ることでしょう。

足の出入りをスムースにするため、このラバーの表面は滑りやすい特殊加工。
十字にならない接合部など、強度UPには気を配っています。

ストレッチファスナー 暖起毛・撥水&ウルトラストレッチ保温は共に、
¥76,800+ストレッチファスナーチャージ¥6,000となります。